2018年の新製品エプソンカラリオシリーズEP-881AとブラザーPRIVIODCP-J978Nその違いは今回は家庭で使えるA4カラーインクジェット複合機のメーカー最高峰モデルを比較しました

比較項目EP-881ADCP-J978N
本体カラー白・黒・赤・ベージュの4色白・黒の2色
液晶4.3型タッチ2.7型TFTタッチ
大きさ収納時で幅349×奥行340×高さ142(mm)収納時で幅400×奥行341×高さ172(mm)
重さ約6.8kg約8.6kg
消費電力(コピー時)約20W約17W
スマホプリント
印刷速度13秒/枚14秒/枚
印刷コスト約20.6円約18.6円
ネットワーク有線LANと無線LAN有線LANと無線LAN
自動電源
自動両面プリント
給紙方式前面2段と背面前面2段と背面
ディスクレーベル
インク6色独立4色
価格約3万円1万円台

※1.印刷速度やコストはエプソンとブラザーでの測定環境から紹介しています
よってメーカーの考えから若干差が生じる可能性もありますご了承願います



EP-881AとDCP-J978N流石メーカー最高峰モデルです機能も充実していますしかしほぼすべてにおいてEP-881Aが有利となっています。印字コストも6色と4色なので説明がつきます


DCP-J978NにはADFがついていますこれは真似できません





EP-881AのDCP-J978Nのお得なポイント


インクが6色と色域もいいし独立タンクということで1色ずつ交換もできるので無駄なく使えますなので経済的です。

しかしDCP-J978Nは4色でトップモデルしては心もとないです。これなら印字コストが安くても納得できませんしかもインクは去年のものです


対してEP-881Aは新インクを投入!これは評価できます




インクには

染料インクと顔料インクがあります

EP-881AやDCP-J978Nにも使われています




染料インクは表面に染み込ませます

顔料インクは用紙の表面に付着します



だから染料インクは光沢紙へ印刷する場合用紙の質感がそのまま印刷結果に

光沢感のある写真印刷が可能ですコピーや文章にも印刷できるので幅広い活躍できます




逆に顔料インクは先の説明よりインクが用紙に染み込みにくいわけです

だからインク径が広がらずよりくっきりとした印刷が可能となります。他にも

顔料インクはオゾンや光に分解されにくく変色しにくい耐水性が高い水濡れでもにじみにくい特性です





黒が2色あったりするのは顔料インクと染料インクで永年維持することや発色のいいとこどりを






自動両面プリントは用紙の裏と表を入れ替える手間が省けます

1/2に用紙の節約にもなります







前面給紙と背面給紙があると便利です。ハガキや名刺は背面給紙からといったようなのが便利です





スマホからの簡単プリントは定番です

エプソンEP-881Aは無料アプリ「EpsoniPrint」

ブラザーDCP-J978Nなら「Broheriprint&SCAN」やNFCがあります






NFC搭載はDCP-J978Nだけ


NFCとは対応のモバイル端末なら製品も本体にかざすだけでモバイル端末内の
データをプリントしたりスキャンした内容を直接端末に取り込めます
WIFIや無線LANの設定は必要ありません






ADFは連続印刷や読み取りと便利なんですがDCP-J978Nだけ







EP-881AとDCP-J978Nの保証はお買い上げ後1年間ですが

その修理や部品の供給期間は製造終了から5年間が多いと思いますが

メーカーでその差もあるので気になる方はその都度確認しましょう





エプソンは引取修理サービスや送付修理サービス、持ち込み修理サービス

全て有料です。エプソンには保守契約のようなものもカラリオスマイル



カラリオスマイル5年間で3,000円(税抜き)

内容は有償修理の代金を半額に、ネットで申し込むと自宅まで引き取り

手元に残った未使用インクをポイントに交換




ブラザーは修理費と送料が必要です
修理費+引き取り費2,500円/1台(税抜き)






キャノンとエプソンはPIXUSとカラリオで長らくブランド化しています

インクジェットプリンターや複合機でいえばシェアを二分するような

国内シェアをこのメーカーが占めています。ブラザーはこれを追いかけてきました



エプソンのEP-881Aはデザインやコンパクトを含めほぼDCP-J978Nを凌駕しています。ただブラザーが得意なADFやNFCはEP-881Aにはありませんそして価格差も結構大きいです1万円以上!